釣り人にできそうなこと2006年03月13日 23:30

昨日テレビで素敵な宇宙船地球号を見ていたら、荒川に流れ込む旧芝川の水質改善に取り組む様子を放送していました。

個人的にはこういった内容のものは結構好きで、太陽電池や燃料電池、風力発電、緑化、など「地球を守ろう!」とかいった大それた思想はないのだけれど、なんだかよく分からないがわくわくするのである。

この番組ではどぶ川と化した旧芝川(下の道で荒川河口方面に行くときによく横切る)をこの番組の呼びかけで地域住民と共に昔の様なきれいな川を取り戻そうという内容で、炭素繊維や浄化能力の高い植物などを植えていた。
同時にこの地域では下水処理があまり機能していないらしく、生活排水がこの川に流れ込んでいるそうな。で、それを改善すべく紹介されていたのが「えひめ AI-2」と言うもの。
これは良い菌(納豆菌・乳酸菌・イースト菌のコラボ)を培養したもので、排水と一緒に流すことで汚い水をきれいにしてくれるというものらしい。
台所のシンクや浴槽、洗濯の際の排水と一緒に流すといいらしいです。しかもぬめりや臭いも取ってくれるらしいです。
確かにこれをやり始めた後、旧芝川に流れ込む水は以前と比べてきれいになっていました。
これを見て、これはゴミ拾い運動と平行して釣り人にもできる奉仕活動の一環として最適なものと思ったので紹介してみました。
単純にぬめりや臭いも取ってくれることだし、おもしろそうだからやってみません?

愛媛の工業技術センターに詳しく紹介されていますが、一応作り方を抜粋します。
○原料 (500ml を作る場合)
納豆(粘液でも可) 1 粒
ヨーグルト(飲むヨーグルトも可) 25g
ドライイースト 2g
白砂糖や三温糖など 25g
水道水 約450ml
○器材
ペットボトル(500ml)
手でよく振る(ミキサーでも可)
ヒーター (熱帯魚用ヒーターで35℃の温水浴)又は、夏は直射日光の下でもよい。
①ペットボトルに納豆、ヨーグルト、ドライイースト、砂糖をはかり取ります。
②水道水を約450ml 加えてよく攪拌します。
③よく混ざったものを35℃で1週間培養します。(ペットボトルの蓋は、ゆるめにします。)
④培養液のpHをpH試験紙か舐めて確認します。 培養開始時のpHは約5ですが、1週間後に3~4になっていれば成功です。(乳酸発酵で酸っぱい味がします。)
⑤水道水で2~10倍に薄めて使用できます。

う〜ん、キモは35度で一週間ってところだなぁ。
熱帯魚なんて飼ってないし、夏まで待つかね。
なんか、「納豆1粒」ってのがかわいい…。

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