小笠原からただいま2006年09月13日 17:27

帰ってきました。まだ船の余韻で揺れてます。
取りあえず書き殴っておきます。清書はもうちょっと落ち着いてからということで勘弁。

青い海・青い空から一転、灰色の空・灰色の海に帰ってきました。
けど、それもそんなに悪いもんじゃないなぁと素直な気持ち。
6日に1回の船便しかないという島という環境から物が不足しがちな小笠原。一方帰ってきた竹芝・浜松町。
何でもある今まで過ごしたこの場所にある一つ一つの物がありがたく感じました。

また、「ひとり旅」という旅の仕方にもとても魅力を感じました。
もちろん友達同士でわいわい行く旅行も楽しい。
今回一人で行く前は多少の不安があったけど、実際行ってみるとひとりだからこそふれあえる多くの人と出会いました。
そのひとりひとりの話を聞いて、会社を辞めて小笠原に旅行に来た人・小笠原の自然に魅了されて会社を辞めて小笠原に移り住んだ人・30年前小笠原の造成計画に携わって再び小笠原に訪れた人、まさに十人十色いろんな生き方があって色んな考え方があるんだなぁと改めて実感。

まだこれからの自分の生き方に正確な答えは出てないけど、うまく言えないけど、その時その時を生きて先の細かいことはあまり考えない小笠原の人たちに色々ヒントをもらったような気がします。

船で25時間半。最近は小笠原でも環境問題がないわけではないけど、いつまでも小笠原が小笠原であるためにこういった不便な地があってもいいと思いました。

またいつかいきたいと思います。
ありがとう。